このノートは、現代日本語文法における用言の品詞の分類方法(見分け方)を記述しています。

 尚、特に断りが無い限り、以降、基本的に学校文法(2012年度現在)に則った説明をします。

 

「動詞」とは?―動詞の文法的定義

  • 本題の説明に入る前に、動詞とは何かを軽く説明します。
  • 動詞の文法的定義
  •  用言のうち、終止形の語末が「ウ段」
  •  
  •  

 

 その単語が当てはまるまで1.2.3.4.を当てはめていきます。

 

1.カ行変格活用か否かを分類。

 

カ行変格活用の文法的定義

  •  「来る」(終止形)

カ行変格活用は1単語だけ

  •  カ行変格活用の単語は「来る」の1個だけです!

 

2.サ行変格活用か否かを分類。

サ行変格活用の文法的定義

  •  語尾が「する」「ずる」(ともに終止形)

 

する
勉強する
愛する
論ずる

 

3.未然形にする。

 打消の助動詞(「ない」や「ぬ」)を付けて、その単語を未然形にします。

 

終止形未然形
走る「走ら」ない
有る「有ら」ぬ
生きる「生き」ない
食べる「食べ」ない

 

 

なんで未然形にするの?

  •  その他の活用形では、活用語尾の段がかぶってしまう活用の種類があるからです。
  •  教科書や国語辞典の後ろの方の頁に載っている動詞の活用表を実際に見てみましょう!

 

4.活用語尾が「ア段」、「イ段」、「エ段」、のものに分類する。

 3.を活用語尾が「ア段」、「イ段」、「エ段」、のものに分類します。

 「ア段」なら五段活用、「イ段」なら上一段活用、「エ段」なら下一段活用です。

 

活用語尾活用の種類
走「ら」ないア段五段活用
生「き」ないイ段上一段活用
食「べ」ないエ段下一段活用

 

動詞の活用の種類それぞれの文法的定義

  • 活用の種類文法的定義
    五段活用未然形の活用語尾が「ア段」走る
    上一段活用未然形の活用語尾が「イ段」生きる
    下一段活用未然形の活用語尾が「エ段」食べる
    カ行変格活用「来る」来る
    サ行変格活用語尾が「する」「ずる」(ともに終止形)する、勉強する、愛する、発する、論ずる

 

次のステップ

 活用形の分類:現代日本語文法 動詞 活用形の分類方法(準備中)

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