神戸市は17日、IT(情報技術)関連産業の振興やビッグデータなどの利用を巡る広報活動に、アニメ「攻殻機動隊」を起用すると発表した。攻殻機動隊は兵庫県出身の士郎正宗さんの作で、神戸の近未来を思わせるニューポートシティが作品の舞台。ITの活用を目指す神戸市の将来像とも重なることから起用を決めたという。4月からサンテレビなどで攻殻機動隊の新シリーズを放送、初夏には新作映画を公開することもあり、攻殻機動隊の制作側も神戸市の広報に協力することで、ファン層の拡大などにつなげることができると判断した。

 神戸市と「攻殻機動隊 新劇場版」製作委員会、地域ICT推進協議会、神戸国際観光コンベンション協会、神戸フィルムオフィスでプロジェクトチームを17日に立ち上げた。事務局は神戸市の企画調整局調整課公民連携推進室に置く。既にプロジェクトチームで運営し、イベントなどの告知に利用するサイトも準備を進めている。イベントなどは4月以降、順次展開する予定としている。

 プロジェクトチームは神戸市のITに関する施策の広報活動に加え、アニメゆかりの土地を訪ねる、いわゆる「聖地巡礼」による観光需要の掘り起こしも狙う。